Jimi Hendrix

MusicDatabase Top
※アルバムのタイトルをクリックすれば詳細情報ページ(Amazon)へジャンプします

Experience Hendrix: The Best of Jimi HendrixExperience Hendrix: The Best of Jimi Hendrix
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:98
評価:100
贅沢
ジミ・ヘンドリックスの世界を堪能できる
贅沢すぎるベストだ。1曲目のPurple Hazeから
深みに嵌り、2 Fire, 6 Stone Free, 7 Crosstown Trafic
で陶酔、Voodoo Childで宇宙の無重力を感じて
Bold As LoveとAngelを聴けば心は澄み渡ることだろう。
If 6 Was 9を聴けば迷路に迷い込んで・・・・・・・・
書くとキリがないよ。聴いてね^^
評価:100
ジミヘン!ジミヘン!
 歌いながらまったく違うメロディーのギターを弾く、分厚いハウリング音を響き渡らせるかと思うと壊れそうなくらい透明な音色を奏でる、絶妙のタイミングのコードカッティング。歌わせれば、浪々とも歌うし、ファルセットも聞かせる。どんなに凄いミュージシャンを相手にとっても抜群のアンサンブルを聞かせる。 
 歌、ギターではとうとう表現しきれず、ギターを叩き壊し、火をつけ、とうとう最後には、自身も燃え尽きてしまったミュージシャン。
 全てのものを破壊するとともに全てのものに愛されたかった人。
 抜群の選曲、音質でこの人の音楽が聞けます。入門者からオリジナルを全てそろえていると言う人までみんな持っていて良いアルバムです。
評価:80
もしずっと活動していたら・・と考えてしまう
Jimi Hendrixは非常に残念なことに活動期間が短い。私が始めて彼を聴いた時は、お兄さんの音楽でしたが、今ははるかに彼の方が年下となってしまった。
ヒッピー文化が華やかな頃に彗星のごとく現れて去っていきました。彼のアルバムも死後にたくさん出回っておりますが、たぶんこのベストを一音ももらさずに聴くことができれば十分に彼を語れると思う。
譜面を読めないことなど、学問としての音楽など彼には必要なく、感じるままに作曲しています。まさに彼のソウルからほとばしる曲の数々です。
評価:100
『ハリウッド・ハルク・ホーガン』のテーマ曲(オリジナル版)
Voodoo Child (Slight Return)
は、『ハリウッド・ハルク・ホーガン』のテーマ曲(オリジナル版)です。

『ジミ・ヘンドリックス』の衣装担当者が、
後に『ハルク・ホーガン』の衣装担当者となりました。

WWE時代の使用曲です。
2003年、レッスルマニア19の『ビンス・マクマホン』戦、
2003年、東京ドームでの『蝶野正洋』戦
などでの使用曲です。

1980年代、新日本プロレス時代、
『ハルク・ホーガン』が、
右手人差し指を高々と上げ「イチバァーン!」と叫ぶ決めポーズは日本で話題になり、
漢字で「一番」と書かれたタンクトップやTシャツも発売されました。
現在では"ICHIBAN"はNo.1を意味する語として、
アメリカでも有名な日本語の1つとなりました。

古舘伊知郎『ワールドプロレスリング』テレビ朝日アナウンサー
「現代に蘇ったネプチューン!三つ又の槍アックスボンバーが今日も飛び出すか〜!」
評価:100
めっちゃ凄い
とりあえず激しい。パープルへイズが始まったとき「だから伝説のギターリストなのか。」と思わず納得してしまった。あの時代の最先端をいくギターのメロディー。ラストのアメリカの国歌の演奏は半端じゃなかった。天才と狂気は紙一重だということを再認識した。この一枚でヒット曲がたくさん入っているのでジミヘンがどんなものかを知りたい人はこの一枚で十分なぐらい。


BluesBlues
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:91
評価:100
筋が通ったブルース作品集
永遠のギターヒーロー、ジミ・ヘンドリックスが死去してから数えきれないほどの未発表曲集や編集盤が発売されましたが、もっともクオリティーが高く、しかも一本も二本も筋が通っているという意味では、このアルバムをおいてほかには存在しないと言っても過言ではありません。アルバムタイトル通り、ジミヘンがプレイしたブルースを集めたこの作品は、エクスペリエンス時代から晩年に至るまでのスタジオテイクかたライブ音源までの全11曲を収録しています。ジミヘンが果たして本当の意味でのブルースギタリストであったかの論議はさておいて、彼のキャラを特徴付けているブルージーな要素を十二分に味わうことができます。ドキュメンタリー映画のラストシーンで、アコースティックギターで弾いていた「Hear My Train A Comin'」を冒頭に持ってくるあたりは、制作者の優れた感性を感じさせます。

ただジミヘン初心者にとっては派手さに欠けるのは事実です。派手さを求める人には同じ編集盤でも断然「スマッシュ・ヒット」をお勧めします。この作品は色々聴き漁ったジミヘンフリークが「やっぱりジミヘンって黒人だったんだよね」と再認識するためのアイテムではないでしょうか。
評価:100
名盤指定
私のなかでは、Jimiの一番の傑作だとおもいます。

まず,1、Hear my train comein'はアコースティックヴァージョン。
Jimiのロックスターではなく,Blues manの面が垣間見れます。
さらに,デジタルリマスターではないものの,まるでJimiが目の前でレコーディングしているかのような,迫力があります。
プロデュース過多の作品が多い中、このような迫力を感じさせる作品というのは、希少です。
セッションものや、未発表音源も多く、さらに演奏レベルがたかい!

また,楽曲のよさもさることながら,国内盤のライナーノーツはかなりの分量で,かなり綿密な時代考証に基づいた、まれに見る良いライナーです。
Jimiを取り巻いていた環境を知ることができます。
ので、国内盤がお勧めです。
評価:80
jimi's blues
jimiが愛したbluesを何の縛りもなく伸び伸びとやっている様子が目に浮かんできます。それくらい自由度に富んだ作品。
red house等の別バージョンがあり、もっとbluesyにやりたかったんだなあ。。。と想像がつきます。
普段は通常の人間を越えてしまっているプレイでおなじみのjimiが地面にじっくり腰を落として根を張ったプレイを感じられます。
other side of jimi.
評価:100
ジミが本当にやりたかったBLUES
ジミ・ヘンドリックスが本当にプレイしたかったのは、BLUESだって何かの本で読んだ。でも、マーケティングの関係で殆んどできなかったらしい。このアルバムでは、そのJIMI’s BLUESが堪能できる。やっぱり、RED HOUSEはいつ聴いてもカッコいいし、ジミ・ファンだけじゃなく、BLUES好きな人にも聴いて欲しい1枚。
評価:80
最高のブルース!
ジミのデビューアルバムはいろいろな編集バージョンがあるようで
国内盤に入っていた「レッドハウス」は
なかなか聞くことができずにいましたが
やっと、久々に堪能できました。
個人的にはジミのブルース演奏の最上のものが
この「レッドハウス」だと思ってます。
ジミ=ブルース=レッドハウス
ジミ=コンポーザー=リトルウィング

ジミ=ハードロック=ブードーチャイル
こんな感じですかね。
その他にもブードーチャイル等の別バーションもあり
最高の1枚です!



First Rays of the New Rising SunFirst Rays of the New Rising Sun
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:89
評価:80
未完の大作
 レコーディングの半ばでJimiが急死したため、未完となった遺作です。
 前作に比べて、全体的にFunkやSoul色がより濃くなっており、よりリズムに重きを置いているように感じます。
 音作りは、過激さよりも伸びのある艶っぽさを求めたものになっています。
 良い楽曲が揃い、音の質も高く聴きやすいので、Jimiは初めてだという方はこのアルバムから入ってみると良いかもしれません。

 特に、アルバムタイトル曲のHey Baby(New Rising Sun)では未完ながらも、陽炎のような美しさと壮大さを感じました。
 このアルバムを購入した際には、何度も繰り返し聴いていました。
 Jimiの持つ世界観の一端を感じるのことのできる曲だと思います。

 FunkやSoul、Blues、Jazz、Classicなどの要素が入っており、Jimiの世界観と模索していた方向性をうかがい知ることも含め、
一度聴かれてみることをお勧めする作品です。
評価:80
未完成な部分もある
アルバムare you experiensed\x{ff5e}electric ladylandの3作のように
サイケデリックあるいはファズなど過渡なエフェクトは薄まりましたが
曲のつくりが入り組んだものは依然としてあります。
以前よりリズムをしっかりさせた曲が多いです。

メロウなangelやdrifting、hey babyやハードロック調in from the storm、ファンキーなfreedom
ブルース調my friend等好きな曲は多いですし駄曲もほぼ無いと思います。
しかし突出した曲もないように思われ、飛びぬけた曲が1曲でもあれば・・・と少し残念に思うことはあります。
曲によっては未完成な部分があるように思われます。
アレンジ面で音が整理されないままの曲も見受けられます。
といっても気になるほどのものではありませんが
個人的には死ぬまでにもう少し練る時間があれば・・・とも思ってしまいます。
当然出来の悪いアルバムというわけではなく、高い水準での相対評価です。
音を聞いているだけで十分楽しめるアルバムだと思いますし
人によってはジミのフェイバリット・アルバムになるかもしれません。

以前とはアプローチを若干変えたアルバムですが
are you experiensedからelectric ladyland、band of gypsysと聞き進めてゆく分には
このアルバムを聞いてもすんなり入り込みやすいと思います。

評価:100
ベートーベンもビックリするかも!
 ジミと言えば、ライブパフォーマンスと、何弾いてるか訳わからんギターのイメージがあり、僕自身はスタジオ盤にはあまり興味がなかったです。最初にウッドストックで驚愕し、すぐにファーストアルバムを買いましたが、ライブに比べ、スローテンポで普通に聴けたことが、期待はずれになりました。嫌いではないんですけど。それ以後はライブ盤ばかり聴いて、さすがにマンネリした時に、このアルバムを買いました。率直な感想として、驚愕の再来と感激!
スタジオワークにライブの良さが加わり、ファンクブルースジャズロック?ジミヘンというジャンル?ほんとに最高です!色んなジミが聴けます!聴くたびに、新たな発見があります!本当に買って良かったです!
評価:100
エディークレイマーの大仕事
他のレビューにも書いてありますが、完成道半ばで死去したJIMIのアルバム。今までもアランダグラスにより死後発売されたアルバムの中に入っている曲ばかりですが、このCDのほうが音のクオリティーが断然に良い感じがする。

それは天才エディークレイマーの仕事に他ならないと思います。

JIMIのスタジオ製作での無二の相棒であった彼のおかげでこの音が聞けるのだとしみじみ思います。
特にROOM FULL OF MIRROERSの音が色彩鮮やかで虹色に聞こえるので、特に大好きです。

評価:80
聴き応え十分のJimi Henの大作
初めて買ったJimi Henのアルバムが"The Cry of Love"でした。冒頭"Freedom"のギターの切れ、カッコよさにいきなり、「やっぱ凄いワ」ってわけで"Angel"、"Drifting"といったJimiの叙情的なplayも含め、ツブ揃いの出来に一日何度も聴いていた記憶があります。
そして数年前、この”The Cry of Love”の全曲を含め、Jimiが生前意図していたダブルアルバムとしてリリースされたのが”First rays ...”だそうです。Jimiが急死直前まで完成をめざした、幻想的な美しさをたたえる大作"Hey, Baby"はじめ"Dolly Dagger"、Jimiのスライドギターがカッコいい"Room full of mirrors"なども収録されており、聴き応え十分。この時期、彼のギターが新たな可能性に道を開きかけていたことを直に感じさせてくれるだけに、今も残念でならない気持ちになってしまいました。ずっと身近に持っていたい遺作です。
星4つにしている理由はジャケット。青空にぐしゃぐしゃっとJimiの顔らしき絵が描いてあった"Cry of love"のジャケットが、自分にとってはニワトリの刷り込みよろしく大好きだったから。


Experience Hendrix: The Best of Jimi Hendrix [12 inch Analog]Experience Hendrix: The Best of Jimi Hendrix [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:98
評価:100
贅沢
ジミ・ヘンドリックスの世界を堪能できる
贅沢すぎるベストだ。1曲目のPurple Hazeから
深みに嵌り、2 Fire, 6 Stone Free, 7 Crosstown Trafic
で陶酔、Voodoo Childで宇宙の無重力を感じて
Bold As LoveとAngelを聴けば心は澄み渡ることだろう。
If 6 Was 9を聴けば迷路に迷い込んで・・・・・・・・
書くとキリがないよ。聴いてね^^
評価:100
ジミヘン!ジミヘン!
 歌いながらまったく違うメロディーのギターを弾く、分厚いハウリング音を響き渡らせるかと思うと壊れそうなくらい透明な音色を奏でる、絶妙のタイミングのコードカッティング。歌わせれば、浪々とも歌うし、ファルセットも聞かせる。どんなに凄いミュージシャンを相手にとっても抜群のアンサンブルを聞かせる。 
 歌、ギターではとうとう表現しきれず、ギターを叩き壊し、火をつけ、とうとう最後には、自身も燃え尽きてしまったミュージシャン。
 全てのものを破壊するとともに全てのものに愛されたかった人。
 抜群の選曲、音質でこの人の音楽が聞けます。入門者からオリジナルを全てそろえていると言う人までみんな持っていて良いアルバムです。
評価:80
もしずっと活動していたら・・と考えてしまう
Jimi Hendrixは非常に残念なことに活動期間が短い。私が始めて彼を聴いた時は、お兄さんの音楽でしたが、今ははるかに彼の方が年下となってしまった。
ヒッピー文化が華やかな頃に彗星のごとく現れて去っていきました。彼のアルバムも死後にたくさん出回っておりますが、たぶんこのベストを一音ももらさずに聴くことができれば十分に彼を語れると思う。
譜面を読めないことなど、学問としての音楽など彼には必要なく、感じるままに作曲しています。まさに彼のソウルからほとばしる曲の数々です。
評価:100
『ハリウッド・ハルク・ホーガン』のテーマ曲(オリジナル版)
Voodoo Child (Slight Return)
は、『ハリウッド・ハルク・ホーガン』のテーマ曲(オリジナル版)です。

『ジミ・ヘンドリックス』の衣装担当者が、
後に『ハルク・ホーガン』の衣装担当者となりました。

WWE時代の使用曲です。
2003年、レッスルマニア19の『ビンス・マクマホン』戦、
2003年、東京ドームでの『蝶野正洋』戦
などでの使用曲です。

1980年代、新日本プロレス時代、
『ハルク・ホーガン』が、
右手人差し指を高々と上げ「イチバァーン!」と叫ぶ決めポーズは日本で話題になり、
漢字で「一番」と書かれたタンクトップやTシャツも発売されました。
現在では"ICHIBAN"はNo.1を意味する語として、
アメリカでも有名な日本語の1つとなりました。

古舘伊知郎『ワールドプロレスリング』テレビ朝日アナウンサー
「現代に蘇ったネプチューン!三つ又の槍アックスボンバーが今日も飛び出すか〜!」
評価:100
めっちゃ凄い
とりあえず激しい。パープルへイズが始まったとき「だから伝説のギターリストなのか。」と思わず納得してしまった。あの時代の最先端をいくギターのメロディー。ラストのアメリカの国歌の演奏は半端じゃなかった。天才と狂気は紙一重だということを再認識した。この一枚でヒット曲がたくさん入っているのでジミヘンがどんなものかを知りたい人はこの一枚で十分なぐらい。


Voodoo Child: The Jimi Hendrix CollectionVoodoo Child: The Jimi Hendrix Collection
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:97
評価:100
ジミヘン好きな主婦の井戸端会議
『ちょっと奥さん、自称ロッカーの近頃の若い子達の中には、ジミヘンのアルバムを一枚も持ってないって子が結構いるらしいわよ』
『あら、やあねぇ。そんなことでいいのかしら』
『よくないわょ。私達、実際の戦争を経験したことは無いけど、ジミヘンのMachine gunは経験しているものねぇ。』
『そうね、今時反戦の意思を持ってあれほど独創的なインプロウ"ィゼーションを聴かせるギタリストなんていないもの。その場で頭の中に浮かんだ音を、その場でギターからひねり出す彼のプレイは素晴らしかったわ。』
『まぁ、若い子は忘れて、リマスター音源4曲、Foxy ladyの未発表ライブverが入ったこのアルバムを聴きながら、お茶でもしましょ』
評価:100
優れものの編集盤
永遠のギターヒーロー、ジミ・ヘンドリックスが死去してから数えきれないほどの未発表曲集や編集盤が発売されました。これからジミヘンを本格的に聴こうと考えている人にとっては、生前のオリジナルと編集盤との区別からしなくてはならず、一体、何から聴けばいいのか迷うところです。この2枚組の編集盤はスタジオテイクとライブテイクとをそれぞれ1枚ずつに分け、彼の素晴らしさを両面から知ることができます。おまけに、完全な未発表音源や初CD化、廃盤を発掘した音源も収録されているので、初心者だけではなく、ジミヘンフリークにも十分満足できる内容になっています。

1枚目は「スタジオテイク」で彼の代表作「アー・ユー・エクスペリエンスト」「アクシス・ボールド・アズ・ラブ」「エレクトリック・レディランド」からの選曲が中心。また実質的には4枚目のアルバムになるはずだった「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニューライジング・サン」から3曲が収められていたり、シングルカットされた「イザベラ」「ステッピング・ストーン」の2曲が完全収録されている点も嬉しいところ。

2枚目は「ライブテイク」ですが、1枚目が編年的に並んでいるのに対して、こちらは68年から70年にかけてのライブ音源を雑然とブチ込んでいます。長らく廃盤状態だったウインターランドやニューヨーク・ポップフェスティバルでの音源がリマスターされて復活しているのが憎いところです。

数多いジミヘンの編集盤の中でもこれほど充実していて、しかもビギナー・マニアの双方を満足させてくれる作品は珍しいものです。なんだ編集盤だ、などと軽視できない名盤です。
評価:100
ジミヘンの入門編か?
DISK1がBEST盤でDISK2がLIVE盤という構成。特にDISK2はジミヘンのベスト盤的ライブでこっちのほうが楽しめます。有名どころの演奏もそれなりに押さえてるし、他にもスタジオ盤よりもカッコイイ「Freedom(個人的意見)」や「PurpleHaze」もスタジオ盤とは違った魅力があるし、文句なしにシビレル「MachineGun」「RedHouse」など名演ばかりです。やはり、ジミヘンのライブは普通じゃない。一言で言うと「天才」は恐るべしということか。「Voodoo Child」のフィルモアイーストのLIVEが入っていないのは納得いかないが、ジミヘンを知るにはやはり、スタジオ盤とライブ盤を両方知る必要があるので、これは手頃なアルバムですね。
評価:80
ライブが全て
私は「Experience Hendrix」からjimi好きになりました。
だから正直、ベスト盤としては「Experience Hendrix」の方がいいと思っています。
しかし2枚目のライブ版はとてもすばらしい。
BBCやFillmore Eastなどのライブを聞いてきましたが、このライブ盤に勝るほどではありませんでした。
特に「Johnny B. Goode」「Red House」「Machine Gun」の3曲が良い!
まだjimiを聴いたことの無い人は、ライブを聞くためにこのCDを手に入れるのも ありかもしれないですよ。


Band Of GypsysBand Of Gypsys
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:90
評価:100
アナログ時代の思い出再び!
この音源を初めて聴いたのは確か高校生の頃。当然アナログ盤です。あえて私が言及するまでもなく「Machine Gun」のソロを初めて聞いたときは、一体何が起きているのか、これ本当のギターなのか、別にとった録音テープなのか、もしかしたらボーカルなのか、どっちにしても全くわかりませんでした。空前絶後の演奏という言葉はこの曲のためにあります。後刻、映像で確認して、またしても驚いた次第です。ジミヘンの場合、ウッドストックの「星条旗よ永遠なれ」が話題になりますが、彼の気合が注入された音源としては、「Machine Gun」がベストと思っています。音源そのものは何度かCD化され、また別バージョンも出回っているので新味はありませんが、入門編(ちとキツイ?)、とにかく音で驚きたい人にはお勧めです・

評価:100
初めて行ったアメリカでの衝撃
このアルバムを初めて聴いたのは1980年夏のブルックリン。それまで日本でパープルヘイズやヘイ・ジョーなどを聴いて、凄いとは感じても、実は心に染み込んではいなかったジミですが、ブルックリンのスラム街で聴いたマシンガンが初めて自分の心の中にジミを染み込ませてくれました。それから20年以上たった今、毎日ニュースを見ながらこの曲が頭の中で鳴り響いています。
評価:60
バンド オブ ジプシーの作品
エクスペリエンスならぬ、ジミーの新たなユニット、バンド オブ ジプシーの作品。エクスペリエンスのような音の派手さはありませんが、渋みのある味があります。
ジミーの要望で黒人のみのバンドを結成したのが、バンド オブ ジプシーです。いつもと、違うジミーの世界をどうぞ。
評価:100
聞けば聞くほど味が出るアルバム
昔、高校生のころ、このアルバムを買ったときは思わず失敗だと思いました。JIMIにしては地味だし(笑)。いろんな有名なアーティストがこのCDが一番だと言い張る気持ちが全然わからなかったものです。

しかし、成長するにして自分の固定観念がなくなり、久しぶりにアルバムを聞いたとき、このアルバムの奥深さ、演奏の凄み、信じられないようなアイデア、躍動するリズム、シンプルながら飽きさせないアレンジ・・・・全てにおいて、わたしをノックアウトしたアルバムです。



Live at the Fillmore EastLive at the Fillmore East
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:100
評価:100
こんな演奏だったんだ
時は1969年の大晦日から元旦にかけてのライブであります。そのとき私は天下の浪人生、紅白歌合戦(いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」が見たかった)も見ずに受験勉強のラストスパートをかけておりました。1970年はそうです大阪の千里丘陵で万国博が行われるということでやたら周りが工事だらけであったのを覚えています。そんな69年から70年にかけてのジミヘンのライブ。あっという間に急逝してしまったから、自分の中でジミヘンというアーティストの全容がつかみにくいのですが、ジミヘンのライブはその時その時の出来不出来というより、伝わってくる情熱が違うので評価は難しいのです。自分の思い出ともうあと幾ばくもない運命の年越しライブであったと思うと感無量であります。ほとばしり出していく感情が指を伝わって音になってくる雰囲気がもうゾクゾクします。
評価:100
バンド・オブ・ジプシーズの全貌が明らかに!
黒人のみで結成されたジミのユニット、バンド・オブ・ジプシーズのライブアルバムは以前から出ている「バンド・オブ・ジプシーズ」が有名ですが、このアルバムは1969年の大晦日(アメリカでは大晦日とは言わないでしょうけど)から1970年の元旦にかけての4ステージの模様をピックアップして収めたものです。前出の「バンド・オブ・ジプシーズ」とは、1970年元旦の2ステージ目「We Gotta Live Together」の1曲のみが重複していますが、それ以外の曲はオフィシャルとしては全て初出の音源なので、安心して購入してください。2CDというボリュームはかなり聴き応えありますね。

これまでに出ていたジミのライブ盤は、いいとこ取りの音源ばかりで、ステージとしての連続性が感じられなかったのですが、ここでは実際の演奏順ではないにせよ、2日間のステージを収めただけに、当時のライブのリアル感がじかに伝わってきます。とくにDISC2の冒頭では新年のカウントダウンまで収められていて、70年代の幕開けへの期待感とは裏腹に、数ヵ月後にはジミ自身が亡くなってしまうという現実との狭間に、無常感を感じえずにはいられません。

「バンド・オブ・ジプシーズ」では、その驚異の爆音で我々を驚かせた「Machine Gun」は、2テイク収められていますが、ベストはやはり「バンド・オブ・ジプシーズ」のテイクでしょう。ここでのテイクは残念ですが、そこまでのポテンシャルは感じられません。考えてみれば、これだけ濃い演奏を1日2ステージもこなしているわけで、そうでなくても体調の好不調の波が激しい彼だけに、通しで聴くとそんな「アラ」も見えてきます。そんな部分をも含めて、生のジミを感じたい人にお勧めです。出費はかさみますが、まず「バンド・オブ・ジプシーズ」を聴いてから、本作を聴くと全体の流れがわかってより深く楽しめると思います。

評価:100
バンドオブジプシーズの全容が見えてくる
ジミがエクスペリエンス結成前に結んだ契約書を解消するためにキャピタルレコードのためにアルバムを作ることで方向性が決まった。この時、ミッチミッチェルがイギリスに帰っていたので、”友達を助けようぜ!”という合図の元に、バディマイルスが合流。ジミ、ビリーコックスとバンドオブジプシーズを結成。ライブ版を作るためにこのライブが開かれた。この一部は既にキャピタルからバンドオブジプシーズという名のライブ版が出されているが、今回のアルバムで殆ど完全に近い状態で出された。

ファンが待ち焦がれていた全容が見えてくる。これだけでも貴重なライブ版。ルーツが一緒の3人での演奏はタイトでヘビー。マイルスデイビスがマシーンガンを聞いて、”俺はこれがやりたかったんだ!!”と唸ったという。あの超天才マイルスデイビスを唸らせたバンド。歌心が溢れ出してくる演奏に誰しもがノックアウトされます。

評価:100
ファンク色強い
ジミヘンを初めて聴くなら、エクスペリエンス時代から入った方が、分かりやすいと思う。パープル・ヘイズとかの有名曲を一応押さえてから、フィルモアライヴ(これで晩年の演奏になってしまうのが悲しいが)を聴くと、変化がわかって面白いと思う。
フィルモアライヴは、すでに、Band Of Gypsysというタイトルで発売されていて、そちらも秀逸だが、本作品は、その拾遺というか、違う演奏が収められている。
ジミヘンというとギャビーだのグワーンだのというイメージがつきまとうが、このライヴでは、そういう派手さは陰を潜めている。ハデハデなジミヘンを聴きたい人には物足りないだろう。

また、全体にファンクっぽい雰囲気、メンバー全員が黒人だし、漂っているが、ジミのギターは、黒人という集団意識ではなく、もっと個人的な感性を追求しているように聴こえる。そのためか、あからさまなファンクではない。
だから、セックスマシン的なコテコテのノリにはウゲっとなる人も、十分楽しめるはずだ。

いずれにせよ、ジミのギターや音楽は彼の人間そのものである。どんな演奏であっても、それは常に彼自身を表しているとして受け止めるしかない。そういう意味では、他人の評論は無意味だ。
とにかく聴いてみましょう。
音質は、メチャメチャ良いというわけでもないが、十分なものだし、客観的に見て演奏も手抜きがなく、まとまっている。

昔、ジミの怪しげなライヴアルバムを買って後悔した経験のある人も、これなら大丈夫ですよ。



The Jimi Hendrix ExperienceThe Jimi Hendrix Experience
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:95
評価:100
ようやく買えた!
 やっと手に入れた。それだけで満足。中二の時に映画館で公開された「Woodstock」を友達や兄と観に行って画面の中で起こっている現象があまり理解できずに呆然とした記憶がある。果てしなき国アメリカでしたね。TheWhoやTenYearsAfter,Sly&TheFamilyStoneも凄かったけれどJimiHendrixは人間じゃないかも?と思いました。白いストラトのメイプルネック指盤を自由自在に動き回る黒い指。セクシーというか恐ろしいというか・・・。それからの人生はギターはJimiHendrixという観念は拭えない。当たり前だ。誰がどう演奏しようとも平伏すしかない才能が35年も前に依然として立ちはだかっているのだ。

このCDが出た時に営業でTowerRecordの営業部長とよく会っていたが、興奮して「是非購入しなさい!」と言われた。他のCDを集めてからと思いながら今回ようやく手に入れた。ご指示どうりの悶絶昇天音源でした。未だに彼のフォロワーと称する面々が出てくるが、神をも恐れぬ発言に本人達はその宣伝文句を恥ずかしく思わないのだろうか?謙虚にやっていただきたい。
評価:100
個々の曲についてはレビュー参照。これで高価なブートも要らない!
かつて、LPで、ジミの死後、アラン・ダグラスにより、オーヴァーダビングで別の演奏を勝手に加えて発売された類の未CD化作品と、かつて、西新宿あたりで、高価なブートレッグでしか入手できなかった別テイク、未発表ライブなどが、4CDにぎっしり詰まっている。この価格は、かつてのブートCD2枚分程度でなおかつ、最高の音質で楽しめるのである。日本盤デジパック仕様もあるが、ボックスに収められたこのUS盤は、「宝物」の雰囲気(表面がヴェルヴェット仕上げ)を持ち、日本語解説などの余計なものが無い分、割り切っていて良い。音楽が全てを語ってくれているのである。勿論、ブックレットには、美しいカラー写真や、各曲のデータが満載され、眺めているだけでも素敵な物である。最初はLPサイズのボックスだったが、発売と同時に売り切れとなり、やむなくこれを購入したのだが、コンパクトな分、収納しやすく、お勧めです。オリジナルCDとの聞き比べも楽しく、甲乙付けがたい演奏ばかりです。初期エクスペリエンス時代のベスト盤としてもお勧めできる名セットです。推薦!
評価:100
A unique experience
I will not argue about what is the best song or album by Jimi Hendrix. However it is inconceivable that you found this review without at least hearing some of his music. For the record my two favorite pieces are "Purple Haze" and " All Along The Watchtower." The reason is probably more for nostalgia, as I grew up with Jimi Hendrix in the Vietnam era. You may have noticed that many of these songs have been marked as (Previously Unreleased Alternate Recording) Again this does not endorse or distract form being pure Hendrix. What is does is give you the feeling that you are there listening to him instead of some slick filtered version. The reason for the title of this review is no matter how much Jimi Hendrix you have collected, there is always one more album out there. I prefer the original albums but if I were to start off today this would be a pretty good introduction. So why not hit the deck running and begin with this in your collection?
評価:100
世界文化遺産全56曲!
このBox Setは単純に既発音源を並べただけのベスト盤ではない。
各々のデータを書くスペースはないがそれが勿体ないほど、現在では入手困難になってしまったIn The WestやThe Concertsからのライブ音源、または未発表音源が惜しげなく収録されている。
しかも名演が多く、コアなファンにとってもかなり満足できる選曲になっている。

個人的に常々思っていることだが、ジミが生前発表したアルバム3+1枚を聴いて、「ジミヘンってそんな偉大なのか?」と思ってる若い洋楽ファンは少なくないのではないだろうか。たしかにジミの代名詞化してしまった「アメリカ国歌」は、ロックミュージックの象徴たりえる名演だ。
Purple HazeやAre You Experienced?も未だに輝きを失わない名曲だ。
だが彼の核心である革命的なブルースギタリストという面はライブ演奏に触れなければあまり意識できないだろうし、 彼が二度と同じ演奏をしないことは多くのライブ音源を聴かなければわからないはずなのだ。
その意味で、このBox Setはジミのほぼ全貌がバランスよく編集されていると思う。

極論になるが、私は生前のオリジナル3作を聴くよりも本作をジミ初心者に勧めたいと考える。
なぜ彼が革命児と呼ばれ、当時イギリスの大物ミュージシャンから大きな注目を浴びたのか、これを聴けば自ずと「答え」が見えてくるだろう。


SMASHHITSSMASHHITS
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:95
評価:100
ようやく買えた!
 やっと手に入れた。それだけで満足。中二の時に映画館で公開された「Woodstock」を友達や兄と観に行って画面の中で起こっている現象があまり理解できずに呆然とした記憶がある。果てしなき国アメリカでしたね。TheWhoやTenYearsAfter,Sly&TheFamilyStoneも凄かったけれどJimiHendrixは人間じゃないかも?と思いました。白いストラトのメイプルネック指盤を自由自在に動き回る黒い指。セクシーというか恐ろしいというか・・・。それからの人生はギターはJimiHendrixという観念は拭えない。当たり前だ。誰がどう演奏しようとも平伏すしかない才能が35年も前に依然として立ちはだかっているのだ。

このCDが出た時に営業でTowerRecordの営業部長とよく会っていたが、興奮して「是非購入しなさい!」と言われた。他のCDを集めてからと思いながら今回ようやく手に入れた。ご指示どうりの悶絶昇天音源でした。未だに彼のフォロワーと称する面々が出てくるが、神をも恐れぬ発言に本人達はその宣伝文句を恥ずかしく思わないのだろうか?謙虚にやっていただきたい。
評価:100
個々の曲についてはレビュー参照。これで高価なブートも要らない!
かつて、LPで、ジミの死後、アラン・ダグラスにより、オーヴァーダビングで別の演奏を勝手に加えて発売された類の未CD化作品と、かつて、西新宿あたりで、高価なブートレッグでしか入手できなかった別テイク、未発表ライブなどが、4CDにぎっしり詰まっている。この価格は、かつてのブートCD2枚分程度でなおかつ、最高の音質で楽しめるのである。日本盤デジパック仕様もあるが、ボックスに収められたこのUS盤は、「宝物」の雰囲気(表面がヴェルヴェット仕上げ)を持ち、日本語解説などの余計なものが無い分、割り切っていて良い。音楽が全てを語ってくれているのである。勿論、ブックレットには、美しいカラー写真や、各曲のデータが満載され、眺めているだけでも素敵な物である。最初はLPサイズのボックスだったが、発売と同時に売り切れとなり、やむなくこれを購入したのだが、コンパクトな分、収納しやすく、お勧めです。オリジナルCDとの聞き比べも楽しく、甲乙付けがたい演奏ばかりです。初期エクスペリエンス時代のベスト盤としてもお勧めできる名セットです。推薦!
評価:100
A unique experience
I will not argue about what is the best song or album by Jimi Hendrix. However it is inconceivable that you found this review without at least hearing some of his music. For the record my two favorite pieces are "Purple Haze" and " All Along The Watchtower." The reason is probably more for nostalgia, as I grew up with Jimi Hendrix in the Vietnam era. You may have noticed that many of these songs have been marked as (Previously Unreleased Alternate Recording) Again this does not endorse or distract form being pure Hendrix. What is does is give you the feeling that you are there listening to him instead of some slick filtered version. The reason for the title of this review is no matter how much Jimi Hendrix you have collected, there is always one more album out there. I prefer the original albums but if I were to start off today this would be a pretty good introduction. So why not hit the deck running and begin with this in your collection?
評価:100
世界文化遺産全56曲!
このBox Setは単純に既発音源を並べただけのベスト盤ではない。
各々のデータを書くスペースはないがそれが勿体ないほど、現在では入手困難になってしまったIn The WestやThe Concertsからのライブ音源、または未発表音源が惜しげなく収録されている。
しかも名演が多く、コアなファンにとってもかなり満足できる選曲になっている。

個人的に常々思っていることだが、ジミが生前発表したアルバム3+1枚を聴いて、「ジミヘンってそんな偉大なのか?」と思ってる若い洋楽ファンは少なくないのではないだろうか。たしかにジミの代名詞化してしまった「アメリカ国歌」は、ロックミュージックの象徴たりえる名演だ。
Purple HazeやAre You Experienced?も未だに輝きを失わない名曲だ。
だが彼の核心である革命的なブルースギタリストという面はライブ演奏に触れなければあまり意識できないだろうし、 彼が二度と同じ演奏をしないことは多くのライブ音源を聴かなければわからないはずなのだ。
その意味で、このBox Setはジミのほぼ全貌がバランスよく編集されていると思う。

極論になるが、私は生前のオリジナル3作を聴くよりも本作をジミ初心者に勧めたいと考える。
なぜ彼が革命児と呼ばれ、当時イギリスの大物ミュージシャンから大きな注目を浴びたのか、これを聴けば自ずと「答え」が見えてくるだろう。


Band of Gypsys [Analog]Band of Gypsys [Analog]
その他 / ヨーロッパ
総合おすすめ度:90
評価:100
アナログ時代の思い出再び!
この音源を初めて聴いたのは確か高校生の頃。当然アナログ盤です。あえて私が言及するまでもなく「Machine Gun」のソロを初めて聞いたときは、一体何が起きているのか、これ本当のギターなのか、別にとった録音テープなのか、もしかしたらボーカルなのか、どっちにしても全くわかりませんでした。空前絶後の演奏という言葉はこの曲のためにあります。後刻、映像で確認して、またしても驚いた次第です。ジミヘンの場合、ウッドストックの「星条旗よ永遠なれ」が話題になりますが、彼の気合が注入された音源としては、「Machine Gun」がベストと思っています。音源そのものは何度かCD化され、また別バージョンも出回っているので新味はありませんが、入門編(ちとキツイ?)、とにかく音で驚きたい人にはお勧めです・

評価:100
初めて行ったアメリカでの衝撃
このアルバムを初めて聴いたのは1980年夏のブルックリン。それまで日本でパープルヘイズやヘイ・ジョーなどを聴いて、凄いとは感じても、実は心に染み込んではいなかったジミですが、ブルックリンのスラム街で聴いたマシンガンが初めて自分の心の中にジミを染み込ませてくれました。それから20年以上たった今、毎日ニュースを見ながらこの曲が頭の中で鳴り響いています。
評価:60
バンド オブ ジプシーの作品
エクスペリエンスならぬ、ジミーの新たなユニット、バンド オブ ジプシーの作品。エクスペリエンスのような音の派手さはありませんが、渋みのある味があります。
ジミーの要望で黒人のみのバンドを結成したのが、バンド オブ ジプシーです。いつもと、違うジミーの世界をどうぞ。
評価:100
聞けば聞くほど味が出るアルバム
昔、高校生のころ、このアルバムを買ったときは思わず失敗だと思いました。JIMIにしては地味だし(笑)。いろんな有名なアーティストがこのCDが一番だと言い張る気持ちが全然わからなかったものです。

しかし、成長するにして自分の固定観念がなくなり、久しぶりにアルバムを聞いたとき、このアルバムの奥深さ、演奏の凄み、信じられないようなアイデア、躍動するリズム、シンプルながら飽きさせないアレンジ・・・・全てにおいて、わたしをノックアウトしたアルバムです。



Live at the Fillmore East [12 inch Analog]Live at the Fillmore East [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:100
評価:100
こんな演奏だったんだ
時は1969年の大晦日から元旦にかけてのライブであります。そのとき私は天下の浪人生、紅白歌合戦(いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」が見たかった)も見ずに受験勉強のラストスパートをかけておりました。1970年はそうです大阪の千里丘陵で万国博が行われるということでやたら周りが工事だらけであったのを覚えています。そんな69年から70年にかけてのジミヘンのライブ。あっという間に急逝してしまったから、自分の中でジミヘンというアーティストの全容がつかみにくいのですが、ジミヘンのライブはその時その時の出来不出来というより、伝わってくる情熱が違うので評価は難しいのです。自分の思い出ともうあと幾ばくもない運命の年越しライブであったと思うと感無量であります。ほとばしり出していく感情が指を伝わって音になってくる雰囲気がもうゾクゾクします。
評価:100
バンド・オブ・ジプシーズの全貌が明らかに!
黒人のみで結成されたジミのユニット、バンド・オブ・ジプシーズのライブアルバムは以前から出ている「バンド・オブ・ジプシーズ」が有名ですが、このアルバムは1969年の大晦日(アメリカでは大晦日とは言わないでしょうけど)から1970年の元旦にかけての4ステージの模様をピックアップして収めたものです。前出の「バンド・オブ・ジプシーズ」とは、1970年元旦の2ステージ目「We Gotta Live Together」の1曲のみが重複していますが、それ以外の曲はオフィシャルとしては全て初出の音源なので、安心して購入してください。2CDというボリュームはかなり聴き応えありますね。

これまでに出ていたジミのライブ盤は、いいとこ取りの音源ばかりで、ステージとしての連続性が感じられなかったのですが、ここでは実際の演奏順ではないにせよ、2日間のステージを収めただけに、当時のライブのリアル感がじかに伝わってきます。とくにDISC2の冒頭では新年のカウントダウンまで収められていて、70年代の幕開けへの期待感とは裏腹に、数ヵ月後にはジミ自身が亡くなってしまうという現実との狭間に、無常感を感じえずにはいられません。

「バンド・オブ・ジプシーズ」では、その驚異の爆音で我々を驚かせた「Machine Gun」は、2テイク収められていますが、ベストはやはり「バンド・オブ・ジプシーズ」のテイクでしょう。ここでのテイクは残念ですが、そこまでのポテンシャルは感じられません。考えてみれば、これだけ濃い演奏を1日2ステージもこなしているわけで、そうでなくても体調の好不調の波が激しい彼だけに、通しで聴くとそんな「アラ」も見えてきます。そんな部分をも含めて、生のジミを感じたい人にお勧めです。出費はかさみますが、まず「バンド・オブ・ジプシーズ」を聴いてから、本作を聴くと全体の流れがわかってより深く楽しめると思います。

評価:100
バンドオブジプシーズの全容が見えてくる
ジミがエクスペリエンス結成前に結んだ契約書を解消するためにキャピタルレコードのためにアルバムを作ることで方向性が決まった。この時、ミッチミッチェルがイギリスに帰っていたので、”友達を助けようぜ!”という合図の元に、バディマイルスが合流。ジミ、ビリーコックスとバンドオブジプシーズを結成。ライブ版を作るためにこのライブが開かれた。この一部は既にキャピタルからバンドオブジプシーズという名のライブ版が出されているが、今回のアルバムで殆ど完全に近い状態で出された。

ファンが待ち焦がれていた全容が見えてくる。これだけでも貴重なライブ版。ルーツが一緒の3人での演奏はタイトでヘビー。マイルスデイビスがマシーンガンを聞いて、”俺はこれがやりたかったんだ!!”と唸ったという。あの超天才マイルスデイビスを唸らせたバンド。歌心が溢れ出してくる演奏に誰しもがノックアウトされます。

評価:100
ファンク色強い
ジミヘンを初めて聴くなら、エクスペリエンス時代から入った方が、分かりやすいと思う。パープル・ヘイズとかの有名曲を一応押さえてから、フィルモアライヴ(これで晩年の演奏になってしまうのが悲しいが)を聴くと、変化がわかって面白いと思う。
フィルモアライヴは、すでに、Band Of Gypsysというタイトルで発売されていて、そちらも秀逸だが、本作品は、その拾遺というか、違う演奏が収められている。
ジミヘンというとギャビーだのグワーンだのというイメージがつきまとうが、このライヴでは、そういう派手さは陰を潜めている。ハデハデなジミヘンを聴きたい人には物足りないだろう。

また、全体にファンクっぽい雰囲気、メンバー全員が黒人だし、漂っているが、ジミのギターは、黒人という集団意識ではなく、もっと個人的な感性を追求しているように聴こえる。そのためか、あからさまなファンクではない。
だから、セックスマシン的なコテコテのノリにはウゲっとなる人も、十分楽しめるはずだ。

いずれにせよ、ジミのギターや音楽は彼の人間そのものである。どんな演奏であっても、それは常に彼自身を表しているとして受け止めるしかない。そういう意味では、他人の評論は無意味だ。
とにかく聴いてみましょう。
音質は、メチャメチャ良いというわけでもないが、十分なものだし、客観的に見て演奏も手抜きがなく、まとまっている。

昔、ジミの怪しげなライヴアルバムを買って後悔した経験のある人も、これなら大丈夫ですよ。



The Jimi Hendrix Experience [12 inch Analog]The Jimi Hendrix Experience [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:95
評価:100
ようやく買えた!
 やっと手に入れた。それだけで満足。中二の時に映画館で公開された「Woodstock」を友達や兄と観に行って画面の中で起こっている現象があまり理解できずに呆然とした記憶がある。果てしなき国アメリカでしたね。TheWhoやTenYearsAfter,Sly&TheFamilyStoneも凄かったけれどJimiHendrixは人間じゃないかも?と思いました。白いストラトのメイプルネック指盤を自由自在に動き回る黒い指。セクシーというか恐ろしいというか・・・。それからの人生はギターはJimiHendrixという観念は拭えない。当たり前だ。誰がどう演奏しようとも平伏すしかない才能が35年も前に依然として立ちはだかっているのだ。

このCDが出た時に営業でTowerRecordの営業部長とよく会っていたが、興奮して「是非購入しなさい!」と言われた。他のCDを集めてからと思いながら今回ようやく手に入れた。ご指示どうりの悶絶昇天音源でした。未だに彼のフォロワーと称する面々が出てくるが、神をも恐れぬ発言に本人達はその宣伝文句を恥ずかしく思わないのだろうか?謙虚にやっていただきたい。
評価:100
個々の曲についてはレビュー参照。これで高価なブートも要らない!
かつて、LPで、ジミの死後、アラン・ダグラスにより、オーヴァーダビングで別の演奏を勝手に加えて発売された類の未CD化作品と、かつて、西新宿あたりで、高価なブートレッグでしか入手できなかった別テイク、未発表ライブなどが、4CDにぎっしり詰まっている。この価格は、かつてのブートCD2枚分程度でなおかつ、最高の音質で楽しめるのである。日本盤デジパック仕様もあるが、ボックスに収められたこのUS盤は、「宝物」の雰囲気(表面がヴェルヴェット仕上げ)を持ち、日本語解説などの余計なものが無い分、割り切っていて良い。音楽が全てを語ってくれているのである。勿論、ブックレットには、美しいカラー写真や、各曲のデータが満載され、眺めているだけでも素敵な物である。最初はLPサイズのボックスだったが、発売と同時に売り切れとなり、やむなくこれを購入したのだが、コンパクトな分、収納しやすく、お勧めです。オリジナルCDとの聞き比べも楽しく、甲乙付けがたい演奏ばかりです。初期エクスペリエンス時代のベスト盤としてもお勧めできる名セットです。推薦!
評価:100
A unique experience
I will not argue about what is the best song or album by Jimi Hendrix. However it is inconceivable that you found this review without at least hearing some of his music. For the record my two favorite pieces are "Purple Haze" and " All Along The Watchtower." The reason is probably more for nostalgia, as I grew up with Jimi Hendrix in the Vietnam era. You may have noticed that many of these songs have been marked as (Previously Unreleased Alternate Recording) Again this does not endorse or distract form being pure Hendrix. What is does is give you the feeling that you are there listening to him instead of some slick filtered version. The reason for the title of this review is no matter how much Jimi Hendrix you have collected, there is always one more album out there. I prefer the original albums but if I were to start off today this would be a pretty good introduction. So why not hit the deck running and begin with this in your collection?
評価:100
世界文化遺産全56曲!
このBox Setは単純に既発音源を並べただけのベスト盤ではない。
各々のデータを書くスペースはないがそれが勿体ないほど、現在では入手困難になってしまったIn The WestやThe Concertsからのライブ音源、または未発表音源が惜しげなく収録されている。
しかも名演が多く、コアなファンにとってもかなり満足できる選曲になっている。

個人的に常々思っていることだが、ジミが生前発表したアルバム3+1枚を聴いて、「ジミヘンってそんな偉大なのか?」と思ってる若い洋楽ファンは少なくないのではないだろうか。たしかにジミの代名詞化してしまった「アメリカ国歌」は、ロックミュージックの象徴たりえる名演だ。
Purple HazeやAre You Experienced?も未だに輝きを失わない名曲だ。
だが彼の核心である革命的なブルースギタリストという面はライブ演奏に触れなければあまり意識できないだろうし、 彼が二度と同じ演奏をしないことは多くのライブ音源を聴かなければわからないはずなのだ。
その意味で、このBox Setはジミのほぼ全貌がバランスよく編集されていると思う。

極論になるが、私は生前のオリジナル3作を聴くよりも本作をジミ初心者に勧めたいと考える。
なぜ彼が革命児と呼ばれ、当時イギリスの大物ミュージシャンから大きな注目を浴びたのか、これを聴けば自ずと「答え」が見えてくるだろう。


BBC SessionsBBC Sessions
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:100
評価:100
ドライブのときの必需品
ジミヘンデビューはこのアルバムからでした。
荒削りでかっこいいです。しかも二枚組みだなんて嬉しすぎる・・・!!!!
ほかのライブ盤よりもこっちのほうが好きです。
カッコいいなぁ・・・・
評価:100
初めてジミヘンを聴く人に薦めたいアルバムかも
前のレビュアーの方と同じく私もなぜかライブ盤の中ではこのアルバムをよく聞きます。
正確には完全なライブ盤というわけではなく、随所でオーバーダビングもありますし
ジミヘンのライブにありがちな、曲のテンポを速めたり長尺即興ソロをやったいということは
ここではしていません。
しかしラジオ用の録音ということで調子外れな音も控えめで
かつスタジオ盤よりも荒っぽい演奏で楽しめます。

このアルバムでのハイライトはファンキーなインストdriving southでしょうか。
3テイクも入っていますが、各々アレンジに大した差はないにせよ
録音時期を経るにつれテンションが上がってゆくのが分かります。
ジミヘンの曲の中でも個人的に大好きな曲です。
あとルーズなhear my train comin'も好きです。

他はスティービー・ワンダーやアレクシス・コーナーとのセッションやカバー曲も
興味が惹かれますし、純粋にヒット曲集としても楽しめる内容だと思います。

評価:100
BBCさすが!やってくれましたね
BBC内に残っていた貴重な音源を編集したスタジオライブ集。
昔、同じ音源が違うアルバム名で発売していたが、更に強力にしてなんと2枚組み!!
他では聞けない面白い音源が入っていてマニアは迷わず買ってしまうでしょう。

演奏的にも素晴らしく、荒削りながらスピード感があり、おちゃらけで演奏したようなカバー曲(ビートルズ、エルビスプレスリー、クリーム、マディーウォーターズなど)も最高にかっこよく、思わずニンマリ( ̄ー ̄)してしまった。

自分は荒削りなほうが好きさ!!という人には、スタジオ盤よりもこちらをお勧め。私は他のライブアルバムよりもこちらを何故か聞いてしまいます。



Hendrix in the WestHendrix in the West
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:100
評価:100
選りすぐりのライブアルバム
ライブの中でも、すばらしい演奏のライブを集めたものらしい。ジミヘンの「ジョニーBグッド」、演奏の途中、歯で演奏をしている。ジミヘンの「ブルースウェードシューズ」、ベースの弾き方を突然打ち合わせている様子が分かり、面白いアレンジ。十八番の「リトルウィング」も良いですね。「ヴードウーチャイル」といい、「レッドハウス」といい、すごいギタリストです。
評価:100
ロックンロール最高峰
本アルバムはロックンロールの最高峰。

心地よい集中力で弾くジミーのギター。

このアルバムでファンになった方も多いと思う。

一つの音楽スタイルを、完成された芸術に高めることは難しい。

私はアメリカの音楽史上で、二人の天才しか知らない。

アートペッパーとシミーヘンドリックスだ。







評価:100
今となっては微妙な位置づけですが…
ジミヘンのライブ音源はいまとなっては「完全版」などと称して、さまざまな内容が出回っていますが、「アナログ時代」は、この「In the West」と「バンド・オブ・ジプシー」しか存在しませんでした。その後、「モンタレー」「レインボー・ブリッジ」「ウインターランド」「ワイト島」「ウッドストック」などが続々と発掘されて、いまのラインアップが出来上がっていきますが、個人的には前出の2枚をそれほど擦り切れるまで聴き倒していました。ここに収録された音源は、「ワイト島」「モンタレー」「サンディエゴ」でのライブを収めたものですが、「ワイト島」「モンタレー」はCDやDVDにも収録されています。だから、位置づけとしてはあくまでもコレクターズアイテムです。しかし、サンディエゴでの「ブードゥー・チャイル」と「レッド・ハウス」に関しては、このCDでしか聴けないはずです。でも、そういうのに限って、「素晴らしすぎるプレイ」だから困るのです。海外盤(ロシア盤)だと、なぜか「ルーズ・エンド」とのカップリングでお得です。


Live at WoodstockLive at Woodstock
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:80
評価:100
荒い演奏
荒っぽい演奏が好きな人には最初に勧めたいアルバムです。
そうでなくとも「アメリカ国家」「ファイア」「ブードゥー・チャイルド」「ラバー・マン」は
一聴して惹き込まれます。揺さぶりが非常にきつく圧倒されます。
前半ややちぐはぐになりつつ中盤後半で盛り返した印象です。
新曲「メッセージ・トゥ・ラブ」や「イザベラ」も興味深いですが
まだまとまりには欠けています。
ブルースナンバーの「レッド・ハウス」「ヒア・マイ・トレイン・ア・カミン」は
悪くは無いものの単調な演奏か・・・
とはいえライブ全体からみれば些細です。
評価:80
時代を知るうえでは欠かせない1枚
あまりにも有名なウッドストック・セッションの模様を収めた1枚です。ウッドストックの音源に関しては、数年前にCD1枚にコンパクトに収められた音源とビデオがセットで発売されて、それなりに話題になりましたが、本作は恐らく(恐らくというのは、真偽のほどが誰にもわからないという意味です)、フルに近い形での収録と考えていいでしょう。

ご存知の方も多いと思いますが、この音源はかなり昔に「Woodstock Nation」というタイトルのブートレクで出回っていまして、いまとなっては特別に新味はありません。「Woodstock Nation」は海賊盤ということもありましたが、音質もコモリがちで構成も散漫で、ウッド・ストックに対する個人的な思いが一挙に冷めてしまった苦い思い出があります。また、ほぼ同時期の「バンド・オブ・ジプシーズ」に比べると、演奏自体のクオリティーはお世辞にも良好とは言えません。恐らく体調が良くなかったのでしょう。サワリだけを聴きたい人は1枚組みの「Woodstock」を聴けば十分だと思います。本作品は当日の全貌(恐らく)を時代を飾ったドキュメントとして所有したい人向けです。

といいつつも「星条旗よ永遠なれ」はいつの時代に聴いても衝撃的です。

評価:60
歴史の再確認
有名なウッドストックでのコンサートを記録した2CD。以前アランダグラス関係で出たウッドストック物よりもヴォリュームアップしています。ロックの歴史の中で避ける事の出来ないウッドストックのジミのパフォーマンスですが意外にプレイそれ自体は絶好調といえるものではありません。ジプシー、サンズ&レインボウズと名乗る大所帯のバンドがまだしっかりとまとまっていない感じでちょっと散漫になったり、うまくまとまらず乗り切れていない印象を受ける所もあります。ただし、ジミのキャリアの中で、というハイレベルの話なので一度は聴いてみて損はないと思います。有名な(一説には当時のベトナム戦争での爆撃音をギターで再現したという)「アメリカ国歌」の演奏もここに含まれています。


LA Forum: April 26, 1969LA Forum: April 26, 1969
Jimi Hendrix / H-J
総合おすすめ度:68
評価:60
1枚目は最高だけど
 1枚目は演奏・音質とも文句なく素晴らしいけれど、2枚目は本当にひどい音質のオーディエンス録音で、死の直前の録音でなければ全く注目を浴びなかったであろう内容。結構な価格だし、ジミヘンのライブなら他にいいのがたくさんあるので、あえてコレを買う必要はないかも。好事家・マニア向け。
評価:60
マニア向け、かな。
 一枚目は確かに素晴らしいが、二枚目は演奏はともかく音質がかなりに悪いオーディエンス録音(LP時代のブートではこの程度の音質は普通だったけど)。最近の2枚組アルバムの値段を考えるとこれはちょっと法外な値段だろう。オリジナル・アルバムをとりあえず押さえて、あとライブを数枚欲しい、という程度のファンにはお勧めしない。ジミヘンのアルバムでこれ以上のものはいくらでもある。限定12,000枚、ナンバーリング入りということで、マニア向け、かな。
評価:80
the wind cries JIMI♪
〈Disc1〉\x{2460}Introduction \x{2461}Tax Free \x{2462}Foxy Lady \x{2463}Red House \x{2464}Spanish Castle Magic \x{2465}Star Spangled Banner \x{2466}Purple Haze \x{2467}I Don't Live Today \x{2468}Voodoo Chile(S.R.) \x{2469}Sunshine Of Your Love \x{246a}Voodoo Chile(Slight reprise)
〈Dics2〉\x{2460}Killing Floor \x{2461}Spanish Castle Magic \x{2462}All Along The Watchtower \x{2463}Hey Joe \x{2464}Land Of The New Rising Sun \x{2465}Message To Love \x{2466}Foxy Lady \x{2467}Red House \x{2468}Ezy Rider \x{2469}Freedom \x{246a}Room Full Of Mirrors \x{246b}Purplr Haze \x{246c}Voodoo Chile(S.R.)

一枚目はタイトル通り1969年4月26日LA Forumでの模様。この音源は過去LIFELINE(4CD)にボーナスCDとして収録されたものだが、現在は入手困難なので持っていない方には嬉しい発売になる。音質はオフィシャルにひけをとらないものだし、演奏自体も絶頂期にふさわしいものとなっている。\x{2461}\x{2463}\x{2464}\x{2468}(\x{2469}\x{246a})は10分を超える熱演。

さて二枚目の方だが、クレジットによると1970年9月6日ドイツで行われたLove & Peace Festivalから。これが正しいとするとJIMI最後のライブ音源という代物。ブックレットに小さくPlease excuse the sound qualityと記されているように音質は古い海賊盤並みで、若いリスナーには劣悪な音質といっても差し支えないものだろう。だが\x{2464}\x{2468}\x{2469}など晩年の曲もフィルモアイースト後、リハーサル不足でまとまりの欠けたものからするとかなり手慣れた演奏という印象。この12日後、他界したJIMIのことを考えると貴重な録音であることは確かだ。



Live At Berkeley: 2nd show (Rmst) (Dig)Live At Berkeley: 2nd show (Rmst) (Dig)
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:71
評価:80
完全版で聴きたい
\x{ff5e}この時の演奏はベストアクトではないだろう。が、しかし悪くない。
チューニングが狂っても勢いで押しまくるテンションは健在だ。
ミッチのドラムはやはりイイ。ビリーのベースは地味だが悪くない。本来ベースとは
こういうものだ。「ホームシアター」なるオーディオセットをお持ちの方は是非
\x{ff5e}\x{ff5e}
それで聴いて欲しい。1stと2ndがセットで出ることを期待して星4つ。
ストラトといえば何かにつけ50年代製がもてはやされるがこうして聴くと68年型の
ラージヘッドの音は本当に素晴らしい。ラージ+マーシャル。最高の組み合わせだ。\x{ff5e}
評価:80
でましたバークレー
マニアにはおなじみのバークレーのライヴがついにでました。
ミッチ・ミッチェルの手数系のドラムが不安定なところもあるけれど、熱い
演奏を繰り広げています。\x{2467}はフィルモアのライブと聴き比べるのも面白い
かも。バディマイルスのタイトなドラミングとはまた違う、彼の魅力が感じ
られます。個人的には\x{2465}\x{2467}\x{246b}がお気に入りでどちらもジミの気合の入った歌
とギターが堪能できます。とくに\x{2465}で唸りを上げる、音程の外れたチョーキ
ングは最高!こういうことをカッコよくできるのは彼とジェフ・ベックしか
いない。
評価:60
1970年5月30日
バークレー・コミュニティ・シアターでの2nd showを収録(当時は昼夜1回ずつ行われることが多かった)。
時期的には、バンド・オブ・ジプシーズが空中分解し、ビリー・コックス、ミッチ・ミッチェルとの3人編成の頃の演奏だ。
この日1st showで勢いのある曲を演奏したせいか、ゆったりした曲から徐々に盛り上がる構成になっている。
はっきり言って、ジミ晩年のライブは、けしてテンションが高いといえないものが多い。
本作も、#2,3などの新曲から、ジミ以外の二人に躊躇いが窺える。
古い曲になって一気に勢いが出てくるが、残念ながら全体に絶好調とは言い難い。
ミッチが叩く#8もバンド・オブ・ジプシーズでの名演と較べると見劣りする。
ジミ自身、この日をベストパフォーマンスとは言わなかったと思う。
なぜならギターソロが比較的短いからだ(調子のいい時は果てしなくソロが続く)。

ジミにとって、ライブとは天から啓示を受けるための儀式のような部分があったに違いない。
その意味で、この時期、フラストレーションが募り、自分自身を追いつめていったのかもしれない。
元気いっぱいの1st showと2枚組で出してもらいたかった分、★一つマイナス。


BBC Sessions [12 inch Analog]BBC Sessions [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:100
評価:100
ドライブのときの必需品
ジミヘンデビューはこのアルバムからでした。
荒削りでかっこいいです。しかも二枚組みだなんて嬉しすぎる・・・!!!!
ほかのライブ盤よりもこっちのほうが好きです。
カッコいいなぁ・・・・
評価:100
初めてジミヘンを聴く人に薦めたいアルバムかも
前のレビュアーの方と同じく私もなぜかライブ盤の中ではこのアルバムをよく聞きます。
正確には完全なライブ盤というわけではなく、随所でオーバーダビングもありますし
ジミヘンのライブにありがちな、曲のテンポを速めたり長尺即興ソロをやったいということは
ここではしていません。
しかしラジオ用の録音ということで調子外れな音も控えめで
かつスタジオ盤よりも荒っぽい演奏で楽しめます。

このアルバムでのハイライトはファンキーなインストdriving southでしょうか。
3テイクも入っていますが、各々アレンジに大した差はないにせよ
録音時期を経るにつれテンションが上がってゆくのが分かります。
ジミヘンの曲の中でも個人的に大好きな曲です。
あとルーズなhear my train comin'も好きです。

他はスティービー・ワンダーやアレクシス・コーナーとのセッションやカバー曲も
興味が惹かれますし、純粋にヒット曲集としても楽しめる内容だと思います。

評価:100
BBCさすが!やってくれましたね
BBC内に残っていた貴重な音源を編集したスタジオライブ集。
昔、同じ音源が違うアルバム名で発売していたが、更に強力にしてなんと2枚組み!!
他では聞けない面白い音源が入っていてマニアは迷わず買ってしまうでしょう。

演奏的にも素晴らしく、荒削りながらスピード感があり、おちゃらけで演奏したようなカバー曲(ビートルズ、エルビスプレスリー、クリーム、マディーウォーターズなど)も最高にかっこよく、思わずニンマリ( ̄ー ̄)してしまった。

自分は荒削りなほうが好きさ!!という人には、スタジオ盤よりもこちらをお勧め。私は他のライブアルバムよりもこちらを何故か聞いてしまいます。



Live at Woodstock [12 inch Analog]Live at Woodstock [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:80
評価:100
荒い演奏
荒っぽい演奏が好きな人には最初に勧めたいアルバムです。
そうでなくとも「アメリカ国家」「ファイア」「ブードゥー・チャイルド」「ラバー・マン」は
一聴して惹き込まれます。揺さぶりが非常にきつく圧倒されます。
前半ややちぐはぐになりつつ中盤後半で盛り返した印象です。
新曲「メッセージ・トゥ・ラブ」や「イザベラ」も興味深いですが
まだまとまりには欠けています。
ブルースナンバーの「レッド・ハウス」「ヒア・マイ・トレイン・ア・カミン」は
悪くは無いものの単調な演奏か・・・
とはいえライブ全体からみれば些細です。
評価:80
時代を知るうえでは欠かせない1枚
あまりにも有名なウッドストック・セッションの模様を収めた1枚です。ウッドストックの音源に関しては、数年前にCD1枚にコンパクトに収められた音源とビデオがセットで発売されて、それなりに話題になりましたが、本作は恐らく(恐らくというのは、真偽のほどが誰にもわからないという意味です)、フルに近い形での収録と考えていいでしょう。

ご存知の方も多いと思いますが、この音源はかなり昔に「Woodstock Nation」というタイトルのブートレクで出回っていまして、いまとなっては特別に新味はありません。「Woodstock Nation」は海賊盤ということもありましたが、音質もコモリがちで構成も散漫で、ウッド・ストックに対する個人的な思いが一挙に冷めてしまった苦い思い出があります。また、ほぼ同時期の「バンド・オブ・ジプシーズ」に比べると、演奏自体のクオリティーはお世辞にも良好とは言えません。恐らく体調が良くなかったのでしょう。サワリだけを聴きたい人は1枚組みの「Woodstock」を聴けば十分だと思います。本作品は当日の全貌(恐らく)を時代を飾ったドキュメントとして所有したい人向けです。

といいつつも「星条旗よ永遠なれ」はいつの時代に聴いても衝撃的です。

評価:60
歴史の再確認
有名なウッドストックでのコンサートを記録した2CD。以前アランダグラス関係で出たウッドストック物よりもヴォリュームアップしています。ロックの歴史の中で避ける事の出来ないウッドストックのジミのパフォーマンスですが意外にプレイそれ自体は絶好調といえるものではありません。ジプシー、サンズ&レインボウズと名乗る大所帯のバンドがまだしっかりとまとまっていない感じでちょっと散漫になったり、うまくまとまらず乗り切れていない印象を受ける所もあります。ただし、ジミのキャリアの中で、というハイレベルの話なので一度は聴いてみて損はないと思います。有名な(一説には当時のベトナム戦争での爆撃音をギターで再現したという)「アメリカ国歌」の演奏もここに含まれています。


Live at Berkeley: 2nd Show [12 inch Analog]Live at Berkeley: 2nd Show [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:71
評価:80
完全版で聴きたい
\x{ff5e}この時の演奏はベストアクトではないだろう。が、しかし悪くない。
チューニングが狂っても勢いで押しまくるテンションは健在だ。
ミッチのドラムはやはりイイ。ビリーのベースは地味だが悪くない。本来ベースとは
こういうものだ。「ホームシアター」なるオーディオセットをお持ちの方は是非
\x{ff5e}\x{ff5e}
それで聴いて欲しい。1stと2ndがセットで出ることを期待して星4つ。
ストラトといえば何かにつけ50年代製がもてはやされるがこうして聴くと68年型の
ラージヘッドの音は本当に素晴らしい。ラージ+マーシャル。最高の組み合わせだ。\x{ff5e}
評価:80
でましたバークレー
マニアにはおなじみのバークレーのライヴがついにでました。
ミッチ・ミッチェルの手数系のドラムが不安定なところもあるけれど、熱い
演奏を繰り広げています。\x{2467}はフィルモアのライブと聴き比べるのも面白い
かも。バディマイルスのタイトなドラミングとはまた違う、彼の魅力が感じ
られます。個人的には\x{2465}\x{2467}\x{246b}がお気に入りでどちらもジミの気合の入った歌
とギターが堪能できます。とくに\x{2465}で唸りを上げる、音程の外れたチョーキ
ングは最高!こういうことをカッコよくできるのは彼とジェフ・ベックしか
いない。
評価:60
1970年5月30日
バークレー・コミュニティ・シアターでの2nd showを収録(当時は昼夜1回ずつ行われることが多かった)。
時期的には、バンド・オブ・ジプシーズが空中分解し、ビリー・コックス、ミッチ・ミッチェルとの3人編成の頃の演奏だ。
この日1st showで勢いのある曲を演奏したせいか、ゆったりした曲から徐々に盛り上がる構成になっている。
はっきり言って、ジミ晩年のライブは、けしてテンションが高いといえないものが多い。
本作も、#2,3などの新曲から、ジミ以外の二人に躊躇いが窺える。
古い曲になって一気に勢いが出てくるが、残念ながら全体に絶好調とは言い難い。
ミッチが叩く#8もバンド・オブ・ジプシーズでの名演と較べると見劣りする。
ジミ自身、この日をベストパフォーマンスとは言わなかったと思う。
なぜならギターソロが比較的短いからだ(調子のいい時は果てしなくソロが続く)。

ジミにとって、ライブとは天から啓示を受けるための儀式のような部分があったに違いない。
その意味で、この時期、フラストレーションが募り、自分自身を追いつめていったのかもしれない。
元気いっぱいの1st showと2枚組で出してもらいたかった分、★一つマイナス。


Blue Wild AngelBlue Wild Angel
Jimi Hendrix / H-J
総合おすすめ度:91
評価:80
残念ながら、「完全版」とは言い難い・・・。
ジミ・ヘンドリックスの最後期のライヴ、ワイト島フェスティバル・・・。
アンプのトラブル、ハードスケジュールによるジミ自身の疲労、ドラマーの体調不良といった最悪な状況のなかで行われた公演だが、極限状態で音をひねり出しているからか、どの曲にも鬼気迫るものがあり、中でも"Red House"は特に秀逸の出来である。
このように、ライヴそのものの出来は素晴らしいものの、DVDの映像にはやや不満がある。
3曲映像が収録されていないのも勿論だが、それよりも問題なのは、パッと見では気付かないが、「映像が、演奏している曲とは異なる」部分が少なからずあるのだ。"Freedom"、"Message To Love"でも一部あるし、特に酷いのは"Ezy Ryder"で、曲のほぼ全てが"Machine Gun"、"In From The Storm"等の演奏シーンの組み合わせで、さも"Ezy Ryder"を演奏しているかのように見せているのである。
映像の権利の関係で収録できなかったのかも知れないが、こんな状態なら"Ezy Ryder"を収録する必要は無かったと思う。
また、ノーカット版と思っていた"Machine Gun"だが、ミッチのドラムソロが若干カットされていたのは残念だった・・・。(ちなみに本編の"Foxey Lady"のビリーのベースソロもカットされている・・・。単調すぎるという編集者の判断なのか?)
と、否定的な意見を書いたものの、CDは完全版だし、(但し"Midnight Lightning"はフェードアウトで終わっている・・・。)細かいところを気にせずに見る分にはDVDも十分な出来で、なによりCD、DVDのセットで、この値段というのはやはりお買い得です。


評価:100
最後の勇姿
このDVD付きのセット。CDショップで見かけて、早速買わせていただきました。とにかく安いですね。CD2枚とDVDが付いてこの値段ですよ。音質の面では、「安いやつだけど、大丈夫かな」と思っていましたが、実際に聴いてみるとそんなこともなく、結構ちゃんとミックスされた音源でした。ちょっとパッケージがちゃちな感じがしますが。
 CDとDVDの内容は、当然、ワイト島フェスで実際に演奏された曲順そのままに収録されています。なので、ライブ当日の会場にいるかのような感覚に陥り、生々しい演奏がそのまま真空パックされています。
DVDには、Jimi Hendrixと関わった人物のインタビューや会場の様子、このワイト島フェスの説明、舞台裏の様子も収録されていて、まさにワイト島フェスを疑似体験できるような内容になっています。
 ちなみに、歌詞・対訳は付いてなく、ライナーノーツのみが付いています。でも決めては値段の安さでしたね。
評価:100
ほんとにスーパーショックプライス!
 ワイト島の10年位前のビデオを持ってるんで、いつかは買おうと思ってたのが、この値段!即買いでした。ビデオもそうでしたが絶好調では無いですが、いぶし銀な落ち着いた演奏です。ジミの良し悪しが良く出てますので、本当のフェス気分になれますよ!でも、これは安いわ!


The Last ExperienceThe Last Experience
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:90
評価:80
アルバートホール“ほぼ”完全版
MSIからも2/24の完全版ライブが【ロイヤルアルバートホール69】として出ており、そちらにも熱のこもったリハーサル音源が収録されていますが、本作のリハーサル音源はそれらとは別の音源でルーズな演奏です。また、editの2曲は実際のライブの短縮バージョンに過ぎず、真新しい点はありません。
タイトルに“ほぼ”と付けたのはdisc3の2/18のライブが完全版の一歩手前だから。曲間はもちろんのこと、曲のエンディングの数秒までもがカットされているのです。おそらく1枚のdiscに収めるためでしょうが、最後の一音まで聴いて余韻を楽しみたいマニアにとっては残念な編集です。
もっとも、アルバートホールのライブが伝説と言われているのは2/24に限ったことであり、2/18はそのウォーミングアップ的な意味合いが強いものですから、一般的にみれば、オーディエンス録音のこの音源はこんな状態であっても充分に資料的価値を有していると思います。
2/18の“完全版”ライブと本作収録ののリハーサル音源はブートでも出回っていますが、それと比べて本作の方が格段に音質が良いというわけではないので、ブートを持っているマニアの方が本作を買い足す必要もないでしょう。
評価:100
伝説のアルバートホールライブ
やっと出た、と言うべきの伝説の音源です。現在入手可能なCDではディスク1の3、8、9とディスク2の1\x{ff5e}10は聴けるのですが、コンサートの前半部分は初出でしょうか(すいません、未確認です)なにはともあれ完全版です。ディスク2の11からとディスク3はサウンドチェックやらでまーオマケみたいなものです。ビクターから出ているアルバートホールを買って「やられた!」と思った人も多いでしょうが、こちらはホンモノです(多分、違ったらスイマセン)ビクターの方ではカットされていたStone Freeのミッチのドラムソロ部分も入ってます。Room Full Of MirrorsにおけるJAMっぽい雰囲気も堪能できます。この音源はやっぱり版権の問題が複雑なのかExperience Hendrixからは出せないのかもしれませんね。音はあまり良くないので、ブートで持ってるよ、という人は無理して買わなくてもいいですがJimiファンならば持ってないとダメでしょう。

追伸
やっぱり正真正銘完全版のようです。それとDISC3は2/18のアルバートホールの音源みたいですね、オーディエンス録音ぽいですけど・・・



War HeroesWar Heroes
Jimi Hendrix / H-J
総合おすすめ度:80
評価:80
3 LITTLE BEARS
studio work が詰まったアルバム。
「3 LITTLE BEARS」は私も好きな一曲です。
最初は可愛く、「ママベア\x{ff5e}」な感じで始まってやがて・・・
彼本来の音楽観が垣間見られる、たまらない一枚です。
評価:80
3 little bears
ジミヘンのアルバムを全て把握しているわけではないので定かでは
ありませんが、『3LittleBears』という曲は、数枚あるBest版にも
入っていない曲です。
でも、かなり良い感じの曲です☆
タイトルどおり、可愛いという感じを受ける曲です。
僕は、ジミヘンの曲の中で1番好きです。
他の挿入曲もいいですが、この1曲のために買っても損は無いと思いますよ!


Stockholm Concert '69Stockholm Concert '69
Jimi Hendrix / H-J
総合おすすめ度:90
評価:100
壮絶なライヴ!
 ジミヘンドリクスにまたまた驚愕の未発表ライヴの登場である。
 1969年1月、スウエーデンはストックホルム、Konserthuset劇場におけるライヴである。

 ここでのジミは、自らの音楽に非常に真摯である。決して聴衆を煽るようなプレイは見せず、自分の音楽を深く探求しているかのごとく、ギターを奏で、そして歌う。曲のテンポも心なしか他の同時期のライヴに比べて遅い。しかしながら、これが凄まじく重量感のある演奏を生みだしている。その一音一音、あるいは音と音の狭間から放射されるエネルギーは尋常ではない。この無類の天才のみがなしえる危険でセクシーな馨り漂うスリリングなライヴである。
 冒頭を飾る「Killing Floor」や、DISC2の「Voodo Chile」等の、地の底からマグマが噴出するがごときの迫力、「Red House」の筆舌しがたい美しさはどうだ!全く壮絶である。ノエルのベース、ミッチのドラムスもリズムをしっかりと支え、このトリオがロック史上、無類のものであったことを証明している。
 また、本CDにおいては、その音質の良さも特筆すべきである。全ての音が艶めかしく、とてもリアル。特にヴォーカルの生々しさは堪えられないほどである。

 尚、このライヴの模様は一部が映像化されている(DVD「エクスペリエンス」収録。)ので、今後はそのコンプリート盤にも期待したいところ。
 没後30有余年経過した今も、ミュージックシーンに新鮮な衝撃を与え続けるジミ。全く驚くべき天才である。
 ロックの凄みを聴かせる本盤。必聴である。

評価:80
purple haze records からの前2作よりかなり高音質
 ジミヘン・フリークの自分としてはとりあえず聞こうと思い、購入しました。ところが聞いてびっくり!同じレーベルからリリースされた前2作よりはるかに高音質ですごいパフォーマンス。もちろんオーディエンス録音ではなくライン録りです。
 First Showの「Killing Floor」はモンタレー盤よりもテンポが遅いですがじっくり演奏されており、好印象。Second Showの「Hey Joe」のイントロは独創的なソロがついてGood。
 内容が良いだけに、できればエディー・クレイマーによるリマスター&リミックスで「DAGGER RECORDS」から公式ブートとしてリリースして欲しかった。それなら星5つ付けます。


No More a Rolling StoneNo More a Rolling Stone
/ By Formats
総合おすすめ度:90
評価:80
有名なモンタレーのライブ
ディスク1、67年モンタレーでのライブはいきなり「キリング・フロア」の演奏が痛快です。
アメリカデビューの初々しい勢いが伺えます。
同様に「キャン・ユー・シー・ミー」も勢いのある演奏です。
どちらの曲もミッチ・ミッチェルのドラムが大活躍という感じです。

個人的に一番好きなのは「ウィンド・クライズ・メアリー」です。
スタジオ盤とさして変わったアレンジではありませんが
ライブゆえの引き締まった空気感が伝わってきます。
「ワイルド・シング」はギターを燃やした有名な演奏ですが
音だけでは物足りないかもしれません。

ディスク2は同年のストックホルムのライブです。
音質はディスク1には劣り、演奏も地味めです。
ここでも「ウィンド・クライズ・メアリー」が光っていますが
「ミッドナイト・ランプ」のライブバージョンが聞けます。

どちらのライブでも長尺ソロをやるわけでもなく
後期のライブの過激な音に慣れると物足らないところがあるかもしれませんが
聴き所はいくつかあります。
評価:100
LIKE A ROLLING STONE
廃盤だった音源もようやくの再発。'67モンタレー公演とストックホルム公演といえばちょうど油がノってきた頃。様々なジャンルをのみこみ、混沌の中からエレクトリックやラウドという言葉が生まれている瞬間にもジミのグルーヴと雰囲気にひきこまれた。そしてミッチとノエルのコンビあっての演奏。皮肉にもドラッギーサウンドをも表現したことで常習者ばかり周りに集まるようになってしまったそうだが。ジャズフリークでもあり自身も即興面でチャーリー・パーカーに影響をうけているピート・タウンゼントは「ジミを始めて聴いた時、俺はまるでチャーリーがギターをやってるようだなって思った。俺は彼独特のあの純粋でひたむきで、ブギーしてる演奏も好きだけど、特にああいった感じで高く舞い上がるのが何よりも好きだったのさ」と語っている。「俺はステージに立って、いかにもまことしやかに音楽そのものについて何かを語るって事は好きじゃないのさ。そんなことよりも、俺は観客に向かって"さあ、音楽でちょっとばかり遊んでやろうじゃないか!さあ、行こうぜ!さあ、空高く飛び上がろうじゃないか!"ってなことを叫んで、雰囲気を盛り上げて、思いっきり楽しんじゃうほうがずっと好きだね。俺はその時に必要だと感じた事を、そのままステージの上で再演したいのさ。俺を駆り立ててるものといえば、ただそれだけだよ。何もテクニック的に完璧である必要なんてないのさ」という彼と同じく、溢れる程のほとばしるエネルギーを放って、ただ純粋に楽しんでいる頃のジミがいる気がして、その歌声に涙がでそうになる。ジミの言いたいたいことはもう聞けないけど、彼の音楽からは、喜び、怒り、悲しみ、そして優しさがいつも伝わってきている。


The Albert Hall ExperienceThe Albert Hall Experience
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:70
評価:40
寄せ集め的ライブ
1969年2月24日のロイヤル・アルバート・ホールでのライブ録音のはずなのだが、disc1はけっこういいかげんです。他の場所での音源が混ざってたり、本来はステレオのはずの音源がモノラルになっていたり(ストーン・フリーも、モノラルになっており、非常にもったいない!)版権の問題等いろいろあるのだろうが、「Albert Hall Experience」というタイトルでこれでは、数あるジミのライブ音源の中でも間違いなくベスト3に入るであろう音源だけにファンとしては、悔しさが残る。
ちなみに1969年2月24日のロイヤル・アルバート・ホールでのライブのステレオ完全盤は'Purple Haze Records'から現在販売されている「An Evening with the Jimi Hendrix Experience」で聞くことができる。
評価:100
これがジミヘンドリックスです
 数あるライブアルバムの中、名盤と呼ばれるものはたくさんあります。ジャンルはかたよりますが、パッと浮かぶだけでゼッペリン、パープル、オールマンブラザーズ、ストーンズ、クラプトン、など。私が「まぢやべぇ!」と思うのは良い意味で期待を裏切られる時です。
 このストーンフリーを聴いてください。これほどまでに予想のつかない演奏は聴いたことがありません。良い意味で期待を裏切られ”続け”ます。自分(だけ?ジミ以外じゃないかな)の限界を感じました、あまりにすごすぎて。
 あと、「アンプを壊したり、スタースパングルドバナーは聴くに耐えない」とよく耳にしますが、確かに聴くに耐えません。しかし、ジミはそうして戦場を表現したんじゃないでしょうか?聴くに耐えないから意味があると思います。矛盾してますが、やはり、すばらしい(賛辞の表現はおかしいですが)です。


Blue Wild Angel: Live at the Isle of WightBlue Wild Angel: Live at the Isle of Wight
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:100
評価:100
ウッドストックと並ぶ名作!
聴いてすごく感動しました!前の一枚だけのアルバムも持っているんですけど、『PURPLE HAZE』が聴きたくて購入しました。やっぱジミヘンはライブが最高です!デジパックというのもこのアルバムにすごく合っていて、本当にかっこ良いの一言です!ぜひお勧めの一枚!


South Saturn DeltaSouth Saturn Delta
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:80
評価:80
71年のジミ・ヘンドリクス
97年発売の「未発表テイク集」。
#2,3,6,11,13,15が未発表録音。他はミックスやバージョン違いになる。
制作にエディ・クレイマーがしっかり関わっているので音質は申し分ない。
ただ本作のコンセプトからして、生前のオリジナルアルバムと比較する内容ではない。
録音時期もまちまちだし、ボーカルを入れる前のリハーサルテイクと思われるものも少なくない。
従って、最初にジミのアルバムを買う人に勧められるものではない。
だが、本作は、膨大な海賊盤にも収録されなかった貴重な音源が満載だ。
特に70年に録音された#5,6,12,13,14,15は、ジミの将来、といっても71年の彼の姿(たぶん72年にはまた違った音楽をやっていた気がする)を聴くことができる。


Jimi Plays MontereyJimi Plays Monterey
Jimi Hendrix / H-J
総合おすすめ度:100
評価:100
今も鮮烈!JImiの極上ライブ
Jimiのアメリカ凱旋を飾った怒涛のplayが聴ける名盤です。
英国での成功をバックに満を持してMontereyに登場、StonesのBrian Jonesの紹介のあと、いきなりガッツ\x{ff0d}ンと始まる"Killing Floor"のイントロを耳にした瞬間から左ストレート一発食らった感じ、鳥肌ものです。この躍動するリズム感、リフの切れ、Jimiのギターにゃ誰もかなわないやって実感。Dylan好きなJImiの"Like a Rolling stone"、初期の代表作"Hey, Joe"、"Purple haze"と息もつかせぬ展開に圧倒されます。
彼が母国凱旋に賭けた意気込みがそのまま強烈なインパクトとして凝縮されたライブとして、Jimi Hen幾多のライブ、いやいや数ある古今ロックライブの中でも間違いなく屈指の出来でしょう。

Montereyと言うと、ギターをライターオイルで燃やしたパフォーマンスがやたら有名ですが、そんなことしなくったって、音だけで桁違いのインパクトな訳で、いやぁカッコいいです。
ドライブの際にもよくかけてましたが、グイグイ乗っちゃいますのでスピードオーバーにご注意下さい!



South Saturn Delta [12 inch Analog]South Saturn Delta [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:80
評価:80
71年のジミ・ヘンドリクス
97年発売の「未発表テイク集」。
#2,3,6,11,13,15が未発表録音。他はミックスやバージョン違いになる。
制作にエディ・クレイマーがしっかり関わっているので音質は申し分ない。
ただ本作のコンセプトからして、生前のオリジナルアルバムと比較する内容ではない。
録音時期もまちまちだし、ボーカルを入れる前のリハーサルテイクと思われるものも少なくない。
従って、最初にジミのアルバムを買う人に勧められるものではない。
だが、本作は、膨大な海賊盤にも収録されなかった貴重な音源が満載だ。
特に70年に録音された#5,6,12,13,14,15は、ジミの将来、といっても71年の彼の姿(たぶん72年にはまた違った音楽をやっていた気がする)を聴くことができる。


Kiss the SkyKiss the Sky
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:100
評価:100
よくまとまったベスト
jimi初のデジタルリマスターアルバムでした。
もう20年前の話ですがw
当時、未発表の曲がたくさんありましたが、今はないです。
(当時はモンタレーが伝説の未発表ライヴでしたから)
ただ、4・6・8等ベストテイクだと思います。
これが割とレアなので集めるとなると、お金掛かります。
忘れられたアルバムですが、お気に入りなイチマイ。


NYC '68NYC '68
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:80
評価:80
The Doors の Jim Morrison とのハチャメチャセッション!
いつも自己宇宙の内側へと探究心の塊の様な神様Jimiが、外側にむかって大きく包み込むような演奏をしています。これも全てThe DoorsのvocalのJim Morrisonとの奇妙なセッションのせいでしょう。Jimは、完璧にへべれけ状態で全くまともに歌える状態ではありません。JimiのGuitarはまるでそんな状態を楽しむように聞こえてきます。今この状態だけを考えている様なJimiのGuiterは聴く此方までも楽しくなってきます。彼の心の広さが伺えるこのアルバムは、Jimi HendrixとJim Morrisonのセッションという歴史的価値を抜いても十分楽しめるアルバムです。


Merry Christmas & Happy New YearMerry Christmas & Happy New Year
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:60
評価:60
マニア向けのシングルCD
このシングルのタイトルとジャケットを見て「何の曲が入ってるんだ?」と思った方に簡単な解説をしたいと思います。1曲目と3曲目はクリスマスや年末にお馴染みの曲をBand of Gypsysのラインナップでメドレー形式でカヴァーしたものです。ファンの方でしたら「Live at the Fillmore East」に収録されている「Auld Lang Syne」(蛍の光)を思い出すでしょう。このシングルの内ジャケットの解説にも書かれていますが、フィルモアイーストでの年末年始のライヴ前のリハーサルで演奏されました。良い意味で原曲をくずした演奏で、おなじみの曲がやけにカッコよく聴こえます。

3は1より収録時間が長い分だけ聴き応えがあります。蛍の光の部分でいきなり演奏のステレオの位置がセンターに集中します。そのステレオの位置が変わったあたりで耳を澄ますと「ウー」と誰か(バディマイルズか?)が演奏にあわせて歌っているのが聴こえます。

2はかつてLP時代に「War Heroes」という編集版(邦題が「戦場の勇士たち」で今では廃盤)に収録されていたジミヘンのオリジナル曲です。曲自体はExperience時代の演奏ですが、Band of Gypsysの頃に作られたといってもおかしくない感じの曲です。このシングルは彼の膨大な遺産の中ではおそらくそれほど重要な位置を占めていないでしょうが、熱心なファン、特にジミヘンの霊感に満ちたアドリブ演奏に心酔する方にはお勧めです。ロックファンへのクリスマスプレゼントとしてもなかなかいいんじゃないでしょうか(?)



Kiss the Sky [Analog]Kiss the Sky [Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:100
評価:100
よくまとまったベスト
jimi初のデジタルリマスターアルバムでした。
もう20年前の話ですがw
当時、未発表の曲がたくさんありましたが、今はないです。
(当時はモンタレーが伝説の未発表ライヴでしたから)
ただ、4・6・8等ベストテイクだと思います。
これが割とレアなので集めるとなると、お金掛かります。
忘れられたアルバムですが、お気に入りなイチマイ。


The Best of Jimi HendrixThe Best of Jimi Hendrix
60s-70s / ロック
総合おすすめ度:60
評価:60
悪くない!人によっては良いとさえ思えるだろう!
3枚組のこのアルバム、街では安く売っていたりもします。
さて、このCDはジミワールドでは有名な「ジミの演奏を真似た第三者演奏による偽物」、「ジミの演奏だが、非公認」の音源をやや適当に詰め込んだものである。だが、ジミにかかわる著作権問題を体感できるため安い価格であれば十分に買う価値がある。「偽物」の音源は破滅的にひどい(下手というよりダサい)ものだが、逆にミュージシャンの視点に立つと「反面教師」としてはかなり興味深いものになる。「非公認」ではロイヤルアルバートホールでの演奏が5曲、ドアーズのジム・モリスンが泥酔乱入したニューヨークのクラブでのセッションが7曲入っているが、後者は正直言ってかなりすばらしい。最初聴いたときは騒音のような演奏だが、何度か聴くと「セッションならではの楽器同士の絡み」に強く惹かれる。このような喧騒、サイドギターとの絡みは他のジミの演奏では絶対にお目にかかれない。やかましさ、退廃性こそがロックだと感じている人には強くお勧めできる。ちなみに音質は全編を通して良くなく、CDが歪みやすい(苦笑)。演奏面というより、このCDに漂う法律的ないかがわしさや、歪みやすいと言うCD自体の質の悪さから星2にしました。


Live at Woodstock [Analog]Live at Woodstock [Analog]
ジャンル別 / 音楽
総合おすすめ度:100
評価:100
存在そのものがメッセージ
とにかく、DISC\x{ff0d}2に尽きる。はっきり言うと、DISC\x{ff0d}1はほとんど聴かない。ウッドストックのラスト・ステージということもあって、客があまり乗ってこず、ジミもイマイチ本領を発揮できずにいるからだ。しかし、ここからがジミの凄いところなのだが、ほとんど残っていない観客を、未知の領域にまで連れて行くのだ。やたら暴力的な「ファイア」を経て、「ブードゥー・チャイル」そして、伝説の域に達している「星条旗よ永遠なれ」と続く流れは、何度聴いても鳥肌が立つ。ギターという楽器を、完全に自分の音楽に奉仕させている。ある意味で、僕にとってのロックはこの数十分に集約される。DVDも必見。


Kronos Released, 1985-1995Kronos Released, 1985-1995
(Michael Daugherty/Philip Glass/Henryk Gorecki/Jimi Hendrix/Scott Johnson/Ben Johnston) バーバー /


Lifelines: The Jimi Hendrix StoryLifelines: The Jimi Hendrix Story
ジャンル別 / 音楽


The Cry of LoveThe Cry of Love
ジャンル別 / 音楽


The CollectionThe Collection
60s-70s / ロック


Circle Jimi(Tシャツ)(ブラック)(XLサイズ)(HWZCI-20144)Circle Jimi(Tシャツ)(ブラック)(XLサイズ)(HWZCI-20144)
Jimi Hendrix / H-J


Voodoo SoupVoodoo Soup
60s-70s / ロック


3 Nights at Winterland3 Nights at Winterland
/ By Formats


Purple HazePurple Haze
/ By Formats


Jimi X3(Tシャツ)(ホワイト)(Mサイズ)(HWZCI-19942)Jimi X3(Tシャツ)(ホワイト)(Mサイズ)(HWZCI-19942)
Jimi Hendrix / H-J


Crash LandingCrash Landing
ジャンル別 / 音楽


His Greatest HitsHis Greatest Hits
60s-70s / ロック


Sunshine of Your LoveSunshine of Your Love
60s-70s / ロック


Cry of LoveCry of Love
Jimi Hendrix / H-J


The Summer of Love SessionsThe Summer of Love Sessions
60s-70s / ロック


Band of Gypsys(Tシャツ)(ブラック)(Sサイズ)(HWZCI-19841)Band of Gypsys(Tシャツ)(ブラック)(Sサイズ)(HWZCI-19841)
その他 / ヨーロッパ


The Rainbow Bridge Concert -- Both ShowsThe Rainbow Bridge Concert -- Both Shows
60s-70s / ロック


Circle Jimi(Tシャツ)(ブラック)(Lサイズ)(HWZCI-20143)Circle Jimi(Tシャツ)(ブラック)(Lサイズ)(HWZCI-20143)
Jimi Hendrix / H-J


33 Rock Guitar Standards33 Rock Guitar Standards
60s-70s / ロック


Blue Wild Angel: Live at the Isle of WrightBlue Wild Angel: Live at the Isle of Wright
60s-70s / ロック


Crosstown ConversationCrosstown Conversation
60s-70s / ロック


Bleeding HeartBleeding Heart
60s-70s / ロック


Peel SessionsPeel Sessions
60s-70s / ロック


ExperienceExperience
60s-70s / ロック


On the Killing Floor the...On the Killing Floor the...
60s-70s / ロック


Ballad of JimiBallad of Jimi
60s-70s / ロック


Smash HitsSmash Hits
Jimi Hendrix / H-J


FlashingFlashing
60s-70s / ロック


Live at the Isle of WightLive at the Isle of Wight
Jimi Hendrix / H-J


Jimi Hendrix: WoodstockJimi Hendrix: Woodstock
60s-70s / ロック


Jimi Hendrix StoryJimi Hendrix Story
60s-70s / ロック


Hot TriggerHot Trigger
60s-70s / ロック


Best ofBest of
60s-70s / ロック


Doriella Du FontaineDoriella Du Fontaine
(Jimi Hendrix/Lightnin' Rod) 60s-70s / ロック


Jimi Hendrix ExperienceJimi Hendrix Experience
60s-70s / ロック


Are You ExperiencedAre You Experienced
Jimi Hendrix / H-J


The Jimi Hendrix ConcertsThe Jimi Hendrix Concerts
ジャンル別 / 音楽


Free SpiritFree Spirit
60s-70s / ロック


WhipperWhipper
/ By Formats


Voodoo Child: Illustrated LegendVoodoo Child: Illustrated Legend
60s-70s / ロック


IntrospectiveIntrospective
60s-70s / ロック


If 6 Were 9: Interview TributeIf 6 Were 9: Interview Tribute
カントリー / ブルース・カントリー


Axis Bold As Love [12 inch Analog]Axis Bold As Love [12 inch Analog]
ジャンル別 / 音楽


The Early YearsThe Early Years
60s-70s / ロック


Experience HendrixExperience Hendrix
60s-70s / ロック


Live at George's ClubLive at George's Club
60s-70s / ロック


Knock Yourself OutKnock Yourself Out
(Jimi Hendrix/Cutis Knight/The Squires) 60s-70s / ロック


Groove MakerGroove Maker
ジャンル別 / 音楽


Che Sera SeraChe Sera Sera
ジャンル別 / 音楽


Hendrix Speaks: The Jimi Hendrix InterviewsHendrix Speaks: The Jimi Hendrix Interviews
Jimi Hendrix / H-J


19 Great Performances19 Great Performances
60s-70s / ロック


Jimi HendrixJimi Hendrix
60s-70s / ロック


Live and Unreleased - the Radio ShowLive and Unreleased - the Radio Show
Jimi Hendrix / H-J


Live at the Scene Club, 1968Live at the Scene Club, 1968
60s-70s / ロック


AnthologyAnthology
60s-70s / ロック


StagesStages
ジャンル別 / 音楽


RevengeRevenge
60s-70s / ロック


Rare HendrixRare Hendrix
60s-70s / ロック


PsychoPsycho
60s-70s / ロック


The ConcertsThe Concerts
60s-70s / ロック


The Essential Jimi HendrixThe Essential Jimi Hendrix
ジャンル別 / 音楽


Real Rock StanardsReal Rock Stanards
60s-70s / ロック


Jimi Hendrix Volume 1Jimi Hendrix Volume 1
60s-70s / ロック


Rare as LoveRare as Love
60s-70s / ロック


At His Best, Vol. 2At His Best, Vol. 2
60s-70s / ロック

Jimi Bott  Jimanica  Jim Wise  Jim Wilson  
MusicDatabase powered by Amazon Web Services ! 1217888021
inserted by FC2 system