ケミカル・ブラザーズやアンダーワールドもリリースしていたレーベル Junior Boy's Own(今は改名してシンプルにJUNIORになったらしい)から、2003年のダンス音楽のアルバム注目度No.1なんて宣伝もされていたFUTURESHOCKのデビュー・アルバムがリリース。 これがデビュー・アルバムということですが、このユニットは有名アーティストのリミックスなどをして結構ベテランらしいです。 "STATIKMAN"は、ケミカル兄弟の匂いしまくりのアグレッシヴでプログレッシヴなかっこいい曲で、全てのダンス音楽好きに受けること間違いなしです。 "ON MY MIND" は、プログレ・ハウスとテック・ハウスの中間な感じのクールなトラックに、ちょっと不思議な雰囲気のヴォーカルが入ってる曲で、UKなどでクラブ・ヒットしてました。 "FREQUENCY"は、プログレッシヴ・ハウスよりなかっこいい曲。 ちょっと驚いたのは、2曲ぐらいヒップホップよりな曲も入っていたこと。個人的にはヒップホップは苦手なんだけど、このアルバムに入ってる曲はかっこいいです。特に"PRIDE'S PARANOIA" は、クールで美しいシンセと熱いラップのコントラストがいいです。後半のリズムトラックの入れ方もかっこいい。 UKなどでは、ライターや評論家にも大絶賛されてたようですが、僕的にはそんなに大絶賛するほどではないと思います。もちろんいいアルバムだけど、機械的というか硬質な雰囲気がちょっと苦手なのと、↑に書いた曲以外はメロディーなどにもう一展開欲しかった。 |