| 評価：80 |
| ある意味アメリカン・マッチョ・ロック志向！？ |
| ブラウンズヴィル・ステーション（途中から単にブラウンズヴィルと改名）を知ってるヒト自体、まず日本にはほとんどいないのでは、さらにこのバンドにたどりつくルートも、1.モトリー・クルーによるスモーキン・イン・ザ・ボーイズ・ルーム」のカバー、あるいは 2.ラモーンズの曲で有名な映画「ロックンロール・ハイスクール」で、この「スモーキン...」が挿入歌のひとつだったこと、くらいでしょう。このカルト・バンドの音源がＣＤ化されたことだけでも、当時大変喜べることでした。このベスト盤は、デビューからラストまで、一通り網羅していますが、サウンド的には中期の「スモーキン...」あたりが一般的にイチバン彼ららしい音といえる一方、後期はある意味まとまり過ぎていて、個人的には、初期の、なんか音的にはショボいんだけど、気合いは充分入ってるゼ！的なのがいいですね（初期のＬＰなどは、ジャケのアートワークもすごいガレージ・ロックってかんじで雰囲気バッチリ！）。あと、ブラウンズヴィルは、やっぱりカブ・コーダさん抜きでは語れないでしょう（大木!凡人さんクリソツです...年齢的には逆か！？）。こんなバンドがいたということ自体、ある意味すごいアメリカという国のふところの深さを感じる！？ |
| 評価：80 |
| ブギに取り憑かれた野郎ども |
| バンドのフロントマン、コブ・コーダ自身が選曲したベスト盤です。曲が、デビューから、ラストまで、リリースされた順に並んでいて、バンドの軌跡をたどることができます。とは言っても、徹頭徹尾ブギ・ロックです。それはもう気持ちいいくらいに。 たしかに、初期は曲の作りも甘いとこがあります。かえって、監獄ロックやロードランナーのカバー曲の方がいきいきしています。また、ラストの方は、ややパワー・ダウンしているのは、仕方ないと思いつつ、少し残念です。 ステイタス・クオー、ＺＺトップ、とこのＢＳで、世界三大ブギ・ロック・バンド、と私的に決定しました。 |
